適応障害だけど働いています

北海道の田舎住み独身メンタル不安な最弱人間が日々思うこと考えることを記録します

転職4 そして精神科へ

どうも、chan2です。

前回は転職先で仕事も人間関係も上手くいかなかったchan2が、次第に病んでいったことを書きました。

 

あとで考えてみれば心を病んでいたことは明白なのですが、当時のchan2はまったくそのことに思い至っていませんでした。体重も減っていき、なにか変だなとは感じていましたが、慣れない環境に緊張して疲れているのだと思っていました。

なにしろ転職して2カ月ほどしか経っていなかったので、そんな短期間で病気になるとは思ってもみなかったのです。

かかりつけの内科クリニックの先生からアドバイスをいただいたこともあり、もしかして精神科に行ったほうがいいのかな…と考えるようになりましたがchan2にとって精神科受診はハードルが高く、なかなか実行できませんでした。受診のための休暇がとれなかったですし、なにより「まさか自分が」と思っていたのです。

どんどん体調は悪くなり気持ちは滅入ったまま出勤していました。あいかわらず上司から注意を受け続け、同僚とは馴染めず…鬱々としていましたが、休まず仕事に行っていました。

 

しかしとうとう限界がきました。あるとき上司に「馬鹿!」と怒鳴られてしまったのです。

これはもう注意ではなく暴言です。このブログでchan2は上司の言葉をあえて「注意」と書いていましたが、それまでも完全にパワハラを受けていました。chan2が「注意」と受け取って我慢してきただけです。我慢してきただけに、馬鹿呼ばわりしても構わない程度の人間と扱われたことがとてもショックでした。

 

このことで chan2の我慢の糸は切れました。初めて真剣に誰かに助けてほしいと思い、ハローワーク、労働監督署、弁護士…相談する先をいろいろ考えました。話を聞いてくれそうなところはどこかと調べまくりました。疲れてなにもしたくなかったはずなのに、この時は必死でした。

そのうち自分が一番つらい事は何なのかを改めて考えるようになりました。職場に馴染めないことや仕事ができないことをグズグズと悩んでいましたから、これが最もつらいのだと思っていました。

しかし chan2にとっての問題は、少々の言葉で簡単に傷ついてしまう弱った心、濡れ衣をきせられても反論できず言うべきことが言えない自分だったのです。本来のchan2と当時の自分に大きなギャップがあることを初めて自覚しました。

自分はおかしい。かなりまずい状態だと、やっと気が付きました。

もしかして、心を病んでいるのでは?

もっと悪くなって働けなくなるのでは?

疑問がわいてきて、専門医の診断を受けるために精神科へ行くことを決めました。

さっそく休日も開いている病院を調べ、予約のために思いきって電話しました。今もよく覚えているのですが、電話しながら全身がブルブル震えていました。

病院の精神科の予約担当のかたに質問され、自分がどういう状況なのか説明したのですが、途中から言葉が喉に詰まって話せなくなりました。一気に涙が溢れ出てきて、スマホがベチョベチョになりました。あんなに泣いたのは久しぶりのことでした。

 

すぐに予約が取れて病院に行くことになりましたが、精神科を受診することが決まっても、まだ悩んでいました。勢いで予約したものの、本当に病院へ行くほどのことなのか自信がなくなったからです。お医者さんに「どこも悪くありません。大げさに気にして、何しに来たの?」と言われるような気がして受診するのをやめようかとも思いました。

けれど、一度気になってしまったことははっきりさせないと…先生に聞いてみたいことをメモしてみたり、ネットのうつ病診断をしてみたりして受診日までの数日を過ごしました。

ネットのうつ病診断では、概ね「うつ病の可能性あり。精神科で要診察」の結果がでていました。鵜呑みにはできませんが、うつと診断されたらどうしよう…と恐ろしくもありました。

当時のchan2はうつ病という病気の名前のほかに精神疾患についての知識がなかったので受診にはとても勇気がいりました。いったい自分はどうしてしまったのか…病気なのか、そうではないのか…ただそれが知りたくて精神科へ行くことを決めました。

 

初めて精神科へ行ったときのことは次回書きたいと思います。今日はこのへんで。

ではまた👋