適応障害だけど働いています

北海道の田舎住み独身メンタル不安な最弱人間が日々思うこと考えることを記録します

解雇

どうも、 chan2です。

精神科に通いながら働くことになったchan2ですが、あいかわらず職場や仕事に慣れずにいました。不安や不調と戦いながら出勤する…毎日が本当に苦痛でした。

 

chan2が勤めていた会社はそのうち繁忙期になりました。無我夢中で仕事をこなしていきましたが、思ったとおりの成果は出せずにいました。

上司の態度はますます遠慮がなくなり、あるときは「クビになるぞ!」とまで口に出すようになっていました。

 

あるとき大量の仕事が入り、時間もないため必死でさばいていたchan2に、同僚が近寄ってきました。

同僚「こんなに仕事がありますよ。早くやってください」

chan2「はい、急ぎます」

同僚「こんなにたまっていますよ」

chan2「はい」

同僚「ほら、手を止めてちゃんと見てください!急がないと!」

急げと言っておいて、積み上げた書類の山を見るように促されました。書類を目視して「すみません」と謝ると同僚は離れていきました。どうやらchan2に謝らせたかったみたいです。

何の意味があるのか、なぜ同僚に謝らなくてはならないのか…忙しい中こういった理不尽なことが毎日ありました。

 

chan2はなんとか出勤していましたが、このまま仕事を続けるのが苦痛でしかたなく、会社を辞めることを考え始めていました。

以前は「自分が消えたい」と考えてしまっていましたが、「会社を辞めたい」と気持ちが変化していきました。せっかく採用してもらえたのだからここで働くしかない…と思いこんでいたのが嘘のようです。

精神科の先生とのお話で、chan2は目が覚めたのかもしれません。そうはいってもなかなか会社を辞めるとは決断できずにいました。

 

転職してから半年経った頃、仕事が終わって帰宅しようとしていたchan2に上司が言いました。

「あんた仕事ができないから、

明日から来なくていいから

なんでもうつ病のせいにするし」

その日は特別ミスもなく、なぜこのタイミングで解雇を言い渡されたのかわかりません。けれど、この一言でchan2は解雇されることになりました(会社を辞めたかったchan2には渡りに船でした)

就業後に「明日から来なくていい」と言われたので、社長や同僚への挨拶はできませんでした。職場の人たちとは最初から最後までよそよそしいままお別れすることになりました。

会社からは解雇予告手当と12月のボーナス月だったため支給額の半分ほどが支払われました。手当をきちんと支払ってくれたあたり、案外ちゃんとした会社だったのかもしれません。

 

辞めたかった会社だったので、何の抵抗もせず解雇を受け入れました。

けれど、会社をクビになったという事実はchan2をかなり傷つけました。

もうあの職場に行かなくてもいいという安堵の気持ちはあったものの、同僚にいじめに近い扱いを受けたことや能力不足として解雇されたことが恥ずかしくてどうにかなりそうでした。

あの会社が自分に合わなかったというだけで、能力を評価をするものではないとわかっていましたが、それでもとても落ち込みました。おまえは要らないと切られるのって、かなりキツイです。

今は立ち直りましたが、あまり人に知られたくない黒歴史です。

 

なんとかここまでブログに書いてきましたが、今回が一番難しかったです。書いては消しを繰り返しました。今だに自分の汚点だと思っているんでしょうか。

でも書けてよかった。

今日はこのへんで。

ではまた👋